佐柳島
佐柳島は多度津町の西北14.8kmの沖合いにあり、本浦・長崎の二つの集落からなる小島です。
八幡神社
本浦に位置する八幡神社には、1824年(文政7年)奉納の北前船の模型があります。交易を成業としていた当時の佐柳島の人たちのようすを偲ぶことができます。
![佐柳島(大天狗神社内観)](/archives/002/201601/972bb459953b86fde2f271beb0dc5421.jpg)
![佐柳島(大天狗神社の天狗アップ)](/archives/002/201601/f07ea89d48cafc7e8539c352e7552fc0.jpg)
大天狗神社
つづら折りになった石段を登り、山頂まで行くと、珍しい大天狗の石像があります。参詣すると、失せ物が見つかり、また、泥棒除けにもなるという言い伝えがあります。
両墓制
佐柳島・高見島ともに土葬の風習のなごりからか埋め墓と参り墓の2つの墓で構成された両墓制になっています。特に長崎の埋め墓は埋葬した上に浜辺の丸い石をごろごろと盛り上げて作られており、日本の埋葬の歴史を知るうえで大変貴重です。